Sodium tail of mercury
- 観測装置: 著者はASI1600MMProカメラとBorg107FL望遠鏡を使用し、ナトリウムD線フィルターを通して水星の尾を撮影しました。
- 撮影技術: 撮影は薄明時に行われ、PixInsightソフトウェアを使用して画像処理が行われました。CometAlignment機能で水星の中心を合わせ、ImageIntegrationで平均化しました。[1]
- 観測条件: 水星の尾を捉えるためには、太陽との距離の変化率、太陽と水星の離角、観測地の標高、地形、月齢、天候などが重要です。
- 観測結果: 著者は水星の尾が少なくとも1度はあることを確認しました。また、観測には岡山県高梁市の標高約450mの地点が使用されました。[2]
- 記事は観測の準備、実施、そして得られた結果の全体的なプロセスを詳細に説明しています。また、観測に必要な条件や撮影技術についての有益な情報が含まれています。
2021-10-29 05:23:50 JST
DATE-OBS = '2021-10-28T20:22:30.741' (UTC) ←FrameNo.01
DATE-OBS = '2021-10-28T20:25:17.291' (UTC) ←FrameNo.19
Exp: 10s x 19
ASI1600MMPro -15degC Bin4
以下PixInsightの処理フロー
●WBPP(Bias*60, Dark*60,Flat*60, FlatDark*30,Light*19) でキャリブレーション
●撮影の際の恒星によるガイドは薄明のため不可能になっておりガイドはずれているが
この段階では写っている恒星が少なすぎるためStarAlignment不可能。
そこでCometAlignmentによりRegistration
●ImageIntegrationでAverage
●DynamicBackgroundExtractionで薄明の傾斜を減算
●HistgramTransformでストレッチ
■水星から伸びるナトリウムの尾が撮れるかも
■フィルタのおねだん
■波長について
■彗星でも見られる
2021-02-04
Subject line of email from Intor, Inc.
■フィルタ無しで撮影に成功した例(ラ・パルマ島)
@sebastianvoltmerさんhttps://www.instagram.com/p/CeoWTuQMzOy/
■河北 秀世先生による解説は必読
■亀田真吾先生の2004-2006頃の研究
「水星ナトリウム大気の研究」■月からも伸びているナトリウムの尾をコロナグラフ的に直接観測する研究
■Xへの投稿
#水星の尾 は太陽との距離が離れつつあるときに成長するらしいので観測の際気にしておく必要がある。
— apnea3_毒注射は危険。みんな早く気づいて!もちろん永遠に未接種、いつもノーマスクです。 (@apnea31) October 3, 2023
Stellariumでもグラフを描けるけど日毎の値はExportできなくて不便。で、JPLのサイトをみてみると「Horizons System」という素晴らしいツールがあった。https://t.co/yeDGzlciqw#Sodiumtail pic.twitter.com/SSssJJ7xEO
Mercury's Sodium Tail
— apnea3_毒注射は危険。みんな早く気づいて!もちろん永遠に未接種、いつもノーマスクです。 (@apnea31) March 29, 2024
東方最大離角2024-03-25は過ぎたけど太陽-水星を結ぶ線は地平線に対して垂直でいい感じ。でも全然晴れないので水星自体をまだ見ていません。orz
距離の変化率が #SodiumTail の発達に影響するらしいので確認するとまだ増加中なので好条件。https://t.co/keHfcZS14b#水星の尾 pic.twitter.com/csty29kVQE
#水星の尾 が見頃です。
— apnea3_毒注射は危険。みんな早く気づいて!もちろん永遠に未接種、いつもノーマスクです。 (@apnea31) January 4, 2024
2024-01-03T21:17:17.428(UTC)
2024-01-03T21:22:57.873(UTC)
10s x30
Borg D=107mm fl=650mm
ASI1600MMPro Bin4
Filter CWL:589.6nm FWHM:4.2nm(実測)
画像では尾の長さ50’程
撮影地:岡山県井原市(美星町)
西方最大離角は1/12#ナトリウムの尾#SodiumTail#Mercury pic.twitter.com/o3vnNyX3eo
#水星の尾
— apnea3_毒注射は危険。みんな早く気づいて!もちろん永遠に未接種、いつもノーマスクです。 (@apnea31) January 9, 2024
低空に雲が居座り撮影開始が遅れたのは残念。
2024-01-09
05:58-06:04 60s x6
Borg D=107mm fl=650mm
ASI1600MMPro Bin4
589.6nm FWHM:4.2nm(実測)
画像では尾の長さ60’以上伸びているように見えます。
岡山県井原市(美星町)
西方最大離角は1/12#ナトリウムの尾#SodiumTail#MERCURY pic.twitter.com/rGPXtZ9xAl
2022-05-02 105mmで撮影した水星、月、プレアデス
— apnea3_毒注射は危険。みんな早く気づいて!もちろん永遠に未接種、いつもノーマスクです。 (@apnea31) August 1, 2023
にスケール、位置、傾きを合わせて重ねてみました。
仕上げは汚いですが、尾の長さを実感していただけると思います。#sodiumtail of Mercury pic.twitter.com/qVwGvGA9Qh
今年も撮れた #水星の尾
— apnea3_毒注射は危険。みんな早く気づいて!もちろん永遠に未接種、いつもノーマスクです。 (@apnea31) May 19, 2022
この春の東方最大離角は太陽と水星を結ぶ線が立っていて好条件でした。
D=107mm fl=667 asi1600MMPro
Filter:589.6nm FWHM:3nm
2022-05-05-20:03-20:08
30s x10
PixInsight
鳥取県の大山桝水高原(716m)にて#SodiumTail#Mercury
前回の撮影メモhttps://t.co/khRSZVGWbg pic.twitter.com/6mcoLXPTRn
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